こんにちは、とうふ と しらす と申します。
ただの共働き会社員の私(2児の母)が実践している大量の写真をどう管理するか
について投稿したいと思います。
この記事では、写真を安心して保管し、必要なときにすぐ取り出せるようにするための「媒体」について、できるだけ多くの選択肢を紹介します。それぞれの特徴を知ることで、自分に合った写真の居場所を見つけるヒントになれば幸いです
写真データの保存・管理に使える媒体一覧
以下は、写真の保存・管理に使える代表的な媒体です。物理的なものからクラウドサービスまで、幅広く紹介します。(有料無料については令和7年8月10日時点の情報です。)
<物理的な保存媒体(オフライン)>
- 外付けハードディスク(HDD):有料(購入費用)
- SSD(ソリッドステートドライブ):有料(HDDより高額)
- USBメモリ(フラッシュドライブ):有料(容量により価格変動。比較的安価)
- SDカード/microSDカード:有料(カメラ、スマホに利用できる。比較的安価)
- CD/DVD/Blu-rayディスク:有料(メディアと書き込み書き込み機器が必要)
- NAS(ネットワーク接続ストレージ):有料(本体とネットワーク設定が必要)
- フィルム写真(現像・プリントされたもの):有料(現像・印刷代)
- フォトブック(印刷された写真集):有料(印刷サービス費用)
写真付き日記・スクラップブック
:有料(ノートや印刷代、装飾費用)- ポータブルメディアプレイヤー(写真保存機能付き):有料(機器代)
<クラウドサービス(オンライン)>
- Google フォト:無料(15GBまで)/有料(Google Oneで容量追加)
- iPhoneの共有アルバム:無料(共有可能、一人でも利用可能)
- Apple iCloud(iCloud写真):無料(5GBまで)/有料(追加容量プランあり)
- Amazon Photos:無料(Amazonプライム会員)/有料(非会員は制限あり)
- Dropbox:無料(2GBまで)/有料(Plus・Familyプランなど)
- Microsoft OneDrive:無料(5GBまで)/有料(Microsoft 365加入で容量増)
- Flickr:無料(1000枚まで)/有料(Proプランで無制限)
- LINEアルバム:無料(LINEアプリ内で利用可能)
- みてね(スマホアプリ):基本無料(有料プランあり)
- Facebook(非公開アルバムとして):無料(広告付きサービス)
- Instagram(アーカイブ機能):無料(広告付きサービス)
- Evernote(写真付きノートとして):無料(制限あり)/有料(Premiumプランあり)
- Notion(画像埋め込み):無料(個人利用はほぼ制限なし)/有料(チーム向けプランあり)
- Adobe Creative Cloud(Lightroomなど):基本有料(サブスクリプション制)機能制限の無料版あり
- Mylio(写真管理専用アプリ):無料(基本機能)/有料(Mylio Photos+でクラウド連携)
- SmugMug(写真共有・販売向け):有料(月額・年額プランのみ)
- Zenfolio(プロ向け写真管理):有料(写真販売・ポートフォリオ向け)
本当に写真の残し方は様々です。これだけあると選ぶのが大変だ、、、と思うかもしれませんが、一つ一つ特徴が違ってて、メリットデメリットがそれぞれにあります。自分に合うのはこれ!と選ぶのも、楽しんでみませんか?ちなみに、私が個人的に好きな媒体には青色マーカーを引きました。すべてを一度に使用しているわけではありません。例えばNASは職場で利用していて、便利だなぁ~いいなぁ~と思っているだけです。(ネットワークと名の付くものに怖気づいています。設定とかできない)
※写真の現像や、フォトブックにして残す方法などは、保存後のアウトプットとして私が大切にしている部分ですので、別記事にて記載しようと思っています。
媒体の選び方:目的と性格に合わせて
写真の保存先を選ぶとき、まず考えたいのは「何のために保存するのか」「どんな使い方をしたいのか」という目的です。以下のような視点で選ぶと、自分に合った媒体が見えてきます。今回はあくまでも「データの保存先」に焦点を当てて、考えたいと思います。
1.安全して長く残したい人へ(最も重要と考えます)
「この写真は、何年経っても消えてほしくない」「子どもが大人になったときに見せたい」「自分が年を重ねたときに、そっと振り返りたい」──そんなふうに、写真を未来への贈り物として残したい人には、信頼性の高い保存先が必要です。この考えに至る人が多いと思います。
- 外付けHDDやSSDは、物理的に手元に置ける安心感があります。定期的なバックアップを取ることで、万が一の故障にも備えられます。さっとPCと接続して作業できるのが魅力です。SSDに関しては特に作動が早いものが多いので、サクサクとやりたいことを進めることができます。
- NAS(ネットワーク接続ストレージ)は、家庭内で複数のデバイスからアクセスできる便利さがあり、家族で共有するにも向いています。まさに「集める」のも見せるのも得意としていますね。同じような写真を家族それぞれで保管していなくても、ここに集約すれば効率も良いいです。
- クラウドサービス(Googleフォト、Amazon Photosなど)は、災害や機器の故障にも強く、長期保存に適しています。自動バックアップ機能があるものも多く、手間なく安心を得られるのが魅力です。※私はSDカード内の大切な写真が消えたことがありまして、Amazonphoto(現在利用中)と、Googlephoto(学生から社会人5年目くらいまで利用していた)の中から、データを引っ張り出すことができたので、私の中では最後の砦のような立ち位置です。本当に利用していて良かった・・・!
2.手軽に持ち運びたい人へ
「子どもの成長を祖父母にも見せたい」「旅行の写真をみんなで振り返りたい」──そんなふうに、写真を誰かと一緒に楽しみたい人には、共有機能が充実した媒体が向いています。
- LINEアルバムは、家族や友人との日常的なやり取りの中で、自然に写真を共有できます。
- GoogleフォトやDropboxは、共有リンクを送るだけで、遠く離れた人とも簡単に写真を見せ合えます。
- FacebookやInstagramも、非公開設定を活用すれば、限られた人との思い出共有に使えます。
このような媒体は、「写真を通してつながる」ことを大切にする人にぴったりです。 - スマホアプリ「みてね」は、アプリ内で簡単に写真共有が可能です。私はこれを利用し、義理の家族や親族に対して見てもらいたい写真や動画をアップしています。誰が見てくれたかな、と確認できる機能もほっこりして楽しいです。動画にはアップ出来る長さが決められていますが、写真の保存枚数に決まりはないので、保存しておく先としても十分に使えます。(無料内の設定で、公開範囲を「管理者のみ」と「家族みんな」で変えられます。なんと、写真1枚1枚に対して設定できるので、基本的には保存用にアップしておいて(写真データサイズは縮小されます)とっておきのものだけ家族みんなが見られるように設定を変えることが可能です。自分が気に入って使っているので熱く語ってしまいました。。
- iPhoneの共有アルバムは、アカウント追加で他人と簡単に写真も動画も共有でき、共有しなくても使えます。アルバムが200個作成できて、1つのアルバム内には5000枚写真を保存できます。個人的にこんなに便利なものが存在していいの!?と思って利用しています。気に入りすぎて、別記事にしようと思っています。
3.メモや日記も一緒に残したい人へ
「どこで何を撮ったか、あとで振り返りやすくしたい」「この時どんなことがあったか、どんな気持ちだったか」──そんなふうに、写真を情報としても活用したい人には、整理機能や記録機能が充実した媒体が便利です。「集める」ステップとしては向かないかなと、思います。
- EvernoteやNotionは、写真にメモやタグを添えて保存できるため、記録としての価値が高まります。
- Adobe Lightroomは、写真の整理・編集・検索がしやすく、膨大な枚数でも管理しやすい設計です。
- Mylioは、家族写真や日常の記録を時系列で整理できる専用アプリで、感情と実用性のバランスが取れています。
このような媒体は、「写真を生活の記録として活かしたい」という人におすすめです。
重要なことを言い忘れました。2か所以上に保存せよ!!
後半にとても大切なことをぶっこみました。必ず、2か所以上の媒体に保存しましょう!本当に、大切です。データ管理の怖いところです。HDDやSSDがいくら安心の保存先といえども、壊れたら何万枚もの写真や動画が一度に消滅します。3枚消えちゃった~とかじゃないです。すべて消えます。消えた時の絶望感は、消えた経験のある人しか感じられない何とも言えない感情だと思います。ましてや、子どもの大切な誕生の写真や新生児の写真が消えた時にはもう発狂ものです。クラウドのみでも、油断はできません。サービス自体が終了してしまたら?急にすべて有料になってしまったら続けられるのか?無料のサービスは特に心配ですね、企業さんの努力で成り立っていたものが、物価高でどうにも続けられなくなるという事態は、可能性が十分にあると思います。
オフラインとオンラインそれぞれに保存ができると最も安心です。私の場合はオフラインが消滅しオンラインに助けられました。
自分に合った媒体は、特徴を知ることで見えてくる
自分に合った媒体は、それぞれの環境で全然違ってきます。ネットで「絶対おすすめ」とうたっているものに、考えずに投資してしまうことは避けてほしいです。それは書いている人にとっては「おすすめできる」ものでも、自分にとっては合わないものかもしれません。パソコンが無いのに、パソコンが無いと使えない製品を購入してもしょうがないですよね。高額のクラウド保存に課金して、知らず知らずに毎月お金がかかっていく(しかも何年も。普段気にしてなければ一生?)のも怖いですよね。でもプロにとっては必要な課金であったり、経済的にも十人十色で全く違うのですから、よく考えることが大切です。
考えるうえでのキーワードを紹介します
- 頻度
- 写真をどれくらいの頻度で撮る?
- 整理や見返しは月に一度は可能?
→ 頻繁に撮る人は、クラウドのスマホ連携や自動バックアップが便利。たまにしか撮らない人は、物理媒体でも十分かも。
- 共有の範囲
- 誰かと写真を共有したい?それとも自分だけの記録?
- 家族、友人、SNS、仕事仲間…どこまで広げたい?
→ 共有したいならLINEアルバムやクラウドが便利。自分だけの記録なら、オフライン保存で良い。
- 保存の安心感
- 災害や機器の故障に備えたい?
- 写真が消えることへの不安はある?
→ 安心感を重視するなら、クラウド+外付けHDDの併用がおすすめ。バックアップ体制を整えると心が軽くなる。
- 空間と習慣
- 自宅に保存スペースはある?
- 整理する時間や習慣はある?
→ 物理媒体は保管スペースが必要。直射日光避や、落下などの衝撃を避けるなど、保管状態にも多少気を遣う。クラウドはスペースを取らないけど、定期的な整理習慣があるとより活きる。
- 予算感
- 写真整理にどれくらいお金をかけられる?
- 無料で済ませたい?それとも多少の投資はOK?
→ 無料枠を活用するならGoogleフォトやLINEアルバム。作品として残すなら有料フォトブックも検討価値あり。
- 未来への視点
- 5年後、10年後にも見返したい?
- 子どもや家族に残したい?
→ 長期保存を意識するなら、信頼性の高いクラウドやNAS、複数媒体でのバックアップが安心。データ容量が極端に縮小されてしまう媒体は避ける。
<とうふとしらすの場合>
・絶対に、元データの大きさのまま残したい(後でアルバムにしたり、子どもに渡すように印刷したいから)
・家族共有はおまけ程度の気持ち(アルバム作って渡したりもするからそれでいいかなと)
・スマホ内が写真と動画で圧迫されるのが嫌。でもスマホでも思い立った時にすぐ見られるようにしておきたい。写真さえ見られれば、スマホ内は写真も動画も空っぽにしてしまいたい
・動画もちゃんと残したい(時間があれば編集して月ごとにまとめたりしたいけど、、、できてない)
⇒以上の点を踏まえ、現在は、SSD(こまめに記録)、HDD(たまにバックアップ)、Amazonphoto(プライム会員のため利用。会員じゃなかったら利用してないと思う。寝てる間にスマホ内の写真のみ自動バックアップ)、みてね(気分でアップロード。旦那が撮った子どもの写真もここにアップされるのでちょっと楽しみ。奇跡の1枚があったときは直接データをもらう)、iPhoneの共有アルバム(子どもの写真、動画、自分のメモ目的で撮ったお知らせやID・パスワードのスクショや時刻表の写真等をアルバム別で保存。これのおかげでスマホ内のアルバムはすっからかんだし、メモと思い出を分けて管理しやすい)
に、保存しています。書き出すと「多いなぁ」と感じますが、自動でバックアップできるものもあるので思ったより苦労はしていません。記事を読んでくださった方も、自分にあった方法が見つかることを願っています。
最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。



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